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メトロポリタン歌劇場「ボエーム」

カテゴリー「劇場鑑賞」ですけど・・テレビです。

テレビでメトロポリタン歌劇場のオペラを見るのは3回目。
実際の舞台でオペラを見たことはないので他がどうか分かりませんが
とにかく!舞台装置が豪華です。解説によりますとこれもここの売りのようです。

実際の場面さながらのセットに感動。
酒場に繰り出す場面では、祭りでにぎわう往来や、
行きかう人々、通り抜ける馬車までもが映画のセットのように出てきます。


クリスマスの夜なのに食べ物も暖を取る薪もない青年の部屋に、隣に住む若い女性が火種を借りにやってきます。たちまち一目ぼれする二人。♪何と冷たい手!僕が暖めてあげましょう、と彼が歌いだすと・・不思議だんだんハンサムに見えてきました(笑い)

そして、今度はあなたの話を聞かせてくれと乞われて、彼女が歌いだす♪私の名はミミ。米良さんの本を読んだ方ならもう分かりますね?音大のときに米良さんはこれを歌ったそうです。そして緑川まりさんの出世作?でもあったようです。


緑川まり
1992年、東京都交響楽団定期演奏会ドビュッシー「放蕩息子」のリア役に急遽代役として抜擢され、新人とは思えぬ堂々たる歌唱で成功を収めた後、二期会創立40周年記念公演大野和士指揮プッチーニ「ラ・ボエーム」のミミ役をオーディションの末に射止め、華々しくオペラデビューを飾る。以後、Bunkamura日中合作オペラ、モーツァルト「魔笛」のパミーナ役、東フィルオペラコンチェルタンテシリーズと立て続けに成功を収め一躍注目を浴びる。(プロフィールより)


アンジェラ・ゲオルギウのミミもきちんとセリフになりながらも、浪々と聞かせてくれます。ソプラノって本当に高い!しかもタップリとした声量は聴いていて心地いいです。貧しい暮らしながらも慎ましやかな幸せを感じながら生きているミミ・・私みたい。そう、幸せは身近にいつもあって、いくらでも見つかるもの・・・。

♪ええ、みんな私をミミと呼ぶの
でも本当の名はルチア
私の話は簡単
刺繍をして暮らしています
穏やかに静かに
楽しみはユリやバラを育てること
私の好きなものといえば
甘い魅力を持ち
愛や、春や、
夢や、幻を語ってくれるもの
それを詩と言うのでしょう
分かるかしら?



オペラの前後と休憩のときにメーキングが入りますが、それもまたこのオペラを身近にしてくれました。監督のデッサンにより組み立てられた舞台装置が出来上がっていく様は興味深いです。大勢の力で作られていくのですね!しかも一人一人がそれぞれのスペシャリスト。祭りの屋台の品々までもが丁寧に作られています。オペラはお金がかかるはずですね。到底メトロポリタン劇場まではいけそうもありませんが、NHKのおかげで楽しませていただきました。芸術ゲキジョウはこれからも要チェックですね。


数あるオペラ作品の中でも特に高い人気を誇る「ボエーム」。 今回は、現代最高のオペラ演出家の一人、フランコ・ゼッフィレルリによる 豪華けんらんの舞台をお楽しみいただく。ミミ役は人気ソプラノ、アンジェラ・ゲオルギウ。持ち前の演技力で見る者を引き込む。 ロドルフォを演じるラモン・ヴァルガスの温かい歌唱にも、ミミへ思いが表現されている。 歌の魅力もさることながら、第2幕の舞台転換も圧巻。観衆が2階建ての大がかりなセットで歌う様は、 メトロポリタン歌劇場ならではのものだろう。

前半 : 22時00分00秒~23時14分18秒
後半 : 23時16分18秒~翌00時33分00秒

ミミ : アンジェラ・ゲオルギウ
ロドルフォ : ラモン・ヴァルガス
ムゼッタ : アインホア・アルテタ
マルチェルロ : リュドヴィク・テジエ
コルリーネ : オレン・グラドゥス
ショナール : キン・ケルセン
ほ か
バレエ : メトロポリタン歌劇場バレエ
合 唱 : メトロポリタン歌劇場合唱団
管弦楽 : メトロポリタン歌劇場管弦楽団
指 揮 : ニコラ・ルイゾッティ
美術・演出 : フランコ・ゼッフィレルリ
ご案内 : ルネ・フレミング
(NHK-HPより)








これはまた違うものですが、今年にはじめにシネマで上映されました。
気楽にDVDよりちょっと贅沢に楽しめる!こういうのもいいですね?
こちらでストーリーを読めます。








劇場鑑賞 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2009/12/16 18:27
コメント
お針子
ゼッフィレリのその演出の「ラ・ボエーム」って、30年くらい前から上演されている定番なんですよね。同じゼッフィレリ演出で79年にミラノ・スカラ座で上演した「ラ・ボエーム」がビデオになっているのですが、ミミはイレアナ・コトルバシュという、薄幸のヒロインをやったらピカイチのソプラノがやってて、相手役はパバロッティという豪華版。コトルバシュはゲオルギューと同じくルーマニア出身で、オペラの舞台を引退した後は後進の指導にあたってますが、ゲオルギューもお弟子さんらしいですよ。noripさんがご覧になったゲオルギューのミミも、見てみたいです。ゲオルギューって、ほんと美人ですよね。

でも、ミミというキャラクターはリアル世界では友達になりたくないタイプですねー。目をつけた男の部屋に、口実をつけてあがりこみ、相手をまんまと虜にするというしたたかなところとか、病気療養のため貧乏な恋人のもとを去り、金持ちと援助交際する現実的なところとか...。あの時代に大都会で女一人が生きていくためには仕方なかった選択なのでしょうが。

ところでミミの職業「お針子」の生活にはちょっと興味がありまして、仏文学の鹿島茂さんの本なんか読んでみたのですが、当時のお針子は、学生たちの戯れの恋の相手としてうってつけの、あまり身持ちのよくない女の子という評判だったそうです。鹿島茂著、「職業別パリ風俗」(白水社発行)という本です。面白いですよー。
bonnjourさん
コメント機能の不具合でご迷惑をお掛けしました。もしまたなにかありましたらbonnjourさんのブログに書いて下るようにお願いします。
>79年にミラノ・スカラ座で上演した「ラ・ボエーム」
you tubeで見つけました♪パバロッティさんのはドラマチックですね~~イレアナ・コトルバシュさんも聞けました♪ゲオルギューのミミと比べると上品です。私が見たのもyou tubeにあったんですがいま検索したら消されたようです残念!ゲオルギューのソプラノは余裕で高くて安心して聴けますよ。

>ミミというキャラクター
はは・・たしかにいやなやつですね~~同姓として恥ずかしいかも。でも時代背景を知ることは大切ですよね?でないとミミも可愛そうです。そう考えるとあのキャラも必要悪なのかな?今と違ってパートに出る事もママならないだろうし。ボヘミアンっていわゆるジプシーとかロマのことですよね?社会の底辺でもがいていた人たちの青春なんですね。

ご紹介の本を図書館で捜して見ます。ありがとうございます。

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